ママ友に教えてもらったレーシック手術!(ブログ抽出・整理)
2011/4/3 19:52
こちらはブログでレーシックの実際の体験についてつづってらっしゃった膨大な内容をまとめさせて頂きました。リアルタイムでの気持ちの動きもわかるので、今の自身のステップに当てはまる人は共感されるのではないでしょうか?
1.ママ友に教えてもらったレーシック手術!

私がレーシックをしてみようと思い立ったのは4歳になる息子の一言でした。
今までは視力が必要になる時はメガネを掛ければいいぐらいの気持ちだった私ですが、
先日息子に本を読んであげようとしたところメガネを車に置いてきてしまって読んであげられなかったことがありました。
車に取りに行こうにも既に夫が乗って行ってしまいどうしようもありません。
そんな時に息子が何気なく言った「○○くんのお母さんならすぐ読んでくれたよ」という言葉にママ根性なのか負けず嫌いな性格が奮い立ってしまったのです。
コンタクトなら楽だろうけど消耗品なだけに毎月の出費が大変なことになるだろうと思い避けていた部分があったのでそれ以外の方法はないのかと、
視力の悪いママ友達に相談してみたところレーシック手術なるものがあると教えてくれました。
レーシックというのはたった10分ほどの簡単な手術で視力が蘇る画期的な医療法らしく、ママ友も思案中みたいです。
今までメガネ生活に不便を感じたことのなかった私もそんなお話を聞いてしまうと惹かれずにはいられません。
これがつい先日私が体験したレーシックとの出会いになるのですが、
世間の波に取り残され気味な私はレーシックなんて技術があることすら知らなかったので心底驚きました;;
興味を持ったからには早速調べてみようとパソコンで調べてみたところ近場のクリニックを発見!!!
手術するなら近場の病院がいいと思っていたのでこれは嬉しい発見でした。
手術代は30万程とやはり高価ですが、これでもお手軽になった方らしいですね。片目ならその半額みたいですが、片目だけ手術なさる方もいるのかしら。
手術するにあたって説得すべき夫は以前からコンタクトを勧めていた人なので案外あっさりと許可してくれる可能性があるので大丈夫でしょう。
仮に反対されてしまったとしても、既に検査の予約をしてしまったので怖いものはなしです(笑)
なにより適合しない人もいらっしゃるみたいなので、あまり期待はせずに検査しようと思っています。
これだけやる気満々に見える私ですが、検査自体は少し怖く今から緊張しています。
これも全て息子の為だと割り切って頑張って受けてきたいと思います。
2.ドキドキの適合検査
今日は休日ということもあり、夫と息子と一緒に適合検査を受けてきました。
夫は案の定反対する気配もなく、買い物がてら電車で向かうことになりました。
クリニックはとても清潔感のある雰囲気で、レーシック手術を受けるのかな?と思われる患者さんが数人いらっしゃいました。
既に手術を受けたのか特殊なメガネのようなものを掛けている患者さんもちらほら。
そうして問診表を書き待つこと数分で名前を呼ばれ、検査が始まりました。
検査自体は沢山の項目があって今何をしているのか分からない程でしたが、どれもがあっという間に終わってしまうので体感時間としてはそう長くありませんでした。
先生の説明では以下の検査が行われたようです。
- 1高次収差の測定 (近視・遠視・乱視以外のピントのズレの測定)
- 2屈折度数の測定 (近視・乱視・遠視の度数を測定)
- 3角膜径の検査
- 4眼圧の測定 (目の固さを測定)
- 5視力検査 (遠方と近方を検査します)
- 6角膜形状解析 (コンタクトの影響などを受けて角膜に異常をきたしていないかを撮影)
- 7利き目の検査
- 8角膜内皮細胞数の測定
- 9瞳孔径測定
- 10角膜厚測定
どれも痛みはなく、恐怖感もないのでここでも少し拍子抜け。
最後に瞳孔を開ける目薬(散瞳剤)を点眼して屈折度数というものを測定して終わりました。
検査の結果、今現在の視力は0.1以下と言われ分かっていながらも自分の目の悪さに愕然となりました・・・。
本当にこの視力が回復するのか見物です。
検査結果を待っている間は最後の検査で点眼した目薬の副作用なのかクリニック内の光がまぶしく感じてしまい少しの間目を閉じていました。
瞳孔を開いているのだから当然の症状なのですが、少し辛かったです。
どれくらい経ったのか分からないですが、先程感じていた症状も大分マシになってきたなと思っていた頃ようやく診察室に呼ばれました。
検査結果は、手術可能ということで診察室に夫を呼び付けて手術の詳しいお話を聞かせてもらいました。
噂通り手術自体は10分ほどで終わるらしく、入院することもなく少し休めば帰宅することが出来るようです。
ここでめずらしく夫が失敗する可能性や手術後の副作用について先生に質問し始めたのですが、
失敗する可能性は必ずしもゼロではないけれど万全の体制で手術するので安心して下さいと力強い言葉を頂きました!
とても親切丁寧な先生で、これなら大丈夫だろうと手術を決意してその場で予約して帰ってきました。
検査代は無料で、手術当日まで点眼する消毒用の目薬を頂きました。
3.10分間の不安と喜び
大大大緊張のレーシック手術でしたが、結論からお話すると大成功です!
前日は極度の緊張でご飯も食べられずあまり眠ることさえ出来ずに、周囲からは本当に大丈夫なの?なんて心配をうけていた私;;
先生のお話だと私のように物凄く緊張して手術自体も長引いてしまう方がいるのだそうです。
そんなド緊張の中、今日は母親の付き添いのもと朝早くからクリニックに向かいました。
時間に余裕をもって出掛けた割りに、道が込んでいたので到着したのは予約時間ぎりぎりでした。
母親が駐車場に車を停めている間に受付を済ませて待合室で待っている間の緊張感は今でも忘れられません。
手術の前に最終診察をしておくとのことで、一先ず診察室へ呼ばれました。先生のお顔を拝見して、すーっと気持ちが安定したのを覚えています。
やはり信頼出来るクリニック選びは重要なのかも、と今になって思います。
毎日気にかけていた目は特に異常もなく手術可能ということで、別室に移動し点眼麻酔を受けました。
この時には再びドキドキしてしまい、手に汗握りながらされるがままな私。
麻酔が効くにつれて先日の散瞳剤目薬同様に光に強く反応してしまい、常に目をしょぼしょぼさせていました。
そして先生に呼ばれ手術室へ向かい、覚悟を決め手術台へ寝そべります。
まずはじめに角膜にフラップといった蓋を作った後、
瞬きが出来ないように目を固定されるのですが輪っかのようなもので目の玉をグッと押さえつけるので圧力が半端ありませんでした。
麻酔しているので痛みは感じませんが、Gがかかったように重かった・・・。不思議な感覚でした。
そうこうしている内にお次はレーザー照射の段階に・・・、正直な気持ちを言いますと物凄く怖かった!!!
この数秒間は本当なら一瞬だったのかもしれないけれど、果てしなく長い時間に感じてしまいました。
これで片目の手術は終わりなのですがこの時点ではまだ視界はぼやけたままで、失敗したんじゃないの!?と不安に感じていました。
それから数分後、両目の手術が無事終わり消毒したあと手術台から降りる時の気持ちといったら今にも泣いてしまいそうな程嬉しかったです。
このあと数十分は別室で休んでいるように指示されたので、手術を終えた安心感と共に安静にしていたのですが・・・
少しずつはっきりとしてくる視界が嬉しくて嬉しくて小躍りしてしまいそうでした(笑)
この後、もう一度先生の診察を受けこれからの定期健診の説明と複数の目薬を渡され帰宅することになりました。
目薬は感染予防効果のあるクラビット(1日2回)、炎症を予防するサンベタゾン(1日4回)、ドライアイを予防するヒアロンサン(1日4回)を処方されました。
帰宅してから全ての目薬を試してみたのですが、手術したばかりだからか少し沁みてしまいました。
こうしている間にも目の乾つきが気になるので、ヒアロンサンを点眼;;
明日も早いし、今日は保護用眼帯をつけて眠ることにします。
4.些細な変化が嬉しい手術翌日
昨日の手術から一日が経ちました。
今のところドライアイが悪化しているんじゃない?と思えるくらい目が乾きやすい状態が続いています。
その他の違和感などは全く感じられず、今日朝の点眼では沁みることもありませんでした。
いつもならばメガネを掛けなければまず見えないテレビの小さな文字も朝食を作りながら何気なく読めた時は感動!
手術をするきっかけとなった息子の本も、検診に行く前すらすらと読んであげられました。
息子本人は私が目を手術したという事は理解していながらも、どこかおとぎ話のように思っているらしく「メガネはー?」と不思議がっていました。
翌日検診の結果は、何の異常もなく視力も0.8程度へ回復してきているとお話して下さいました。
0.1以下から0.8までの回復には少し残念さもあったのですが、これから焦点が調節され落ち着いていくことでもう少し視力も回復すると言われ納得。
ドライアイ悪化の心配も手術後はどうしても避けられないらしく、日にち薬だと言われました。
今は気付いたら目薬といった具合に目薬が手放せないですが、一週間もすればぐんと回数は減るとのこと。
ただ、今は何ともなくても黴菌などが入ると通常より炎症を起こしやすくなっていたりするので定期的な健診は必須としているようです。
定期健診は一週間後から数ヶ月単位で行われると聞いたとき、近場にして本当よかったーと内心ほっとしました。
そういえば、待合室の患者さんと話していて気になった「眼球運動」というものをはじめてみました!
その患者さんはレーシックしてから3ヶ月経過するらしいのですが、毎日眼球運動することでより高い視力を維持出来ているとお話してくれました!
視力だけではなく目の筋力も活性化出来るとのことで、目をスムーズに動かせるようになるらしいです。
これからのアイケアとしては、当分の間はアイメイクはしないよう心掛けて、真っ暗闇でのテレビ鑑賞なども控えるようしなくちゃいけませんね。
元々視力が落ちたのは自業自得な部分があるので、気をつけなければいけません;;
こんな形で長年付き合ってきたメガネ生活から脱出した私ですが、勇気を出して手術を受けることにして本当によかったと噛み締めています。
手術前はとっても不安だったことを考えると誰にでも勧めることは出来ませんが、少しでも興味があるなら・・・と思わずにはいられません。
レーシックを教えてくれたママ友に本当感謝しています。
あとは不景気な世の中なので保険が適用されるようになれば文句はありませんね。
5.安定した3ヶ月目
本日3ヶ月目の健診を受けに神戸クリニックへ行ってきました。
目の調子としては以前不安に感じていたドライアイ現象は全く感じなくなり、時折不安定だな・・・と思っていた焦点もばっちり合うようになりました。
そういえば翌日健診の2日後くらいから感じていた光の滲みなどもいつの間にかなくなっていました。
大体3ヶ月目くらいできちんと安定してくるらしいと聞いていたので、当時は特に気にしていませんでしたがあれがハローグレア現象だったのかも?
そして久々の健診では視力が1.0まで上がっており、これには私も夫も大満足。
本来ならもう少し回復するケースもあるらしいですが、私の場合は元々の視力が相当落ちていたこともありこれでも上出来な方だと言われました。
もしかすると1.2くらいまでならまだ回復する可能性はあるとのことで、そこは次回健診のお楽しみということにしておきたいと思います!
手術してから3ヶ月ともなると色々な嬉しい発見がありますが、その中でも劇的に変わったのが車の運転。
免許更新で裸眼でOKと許可を貰った時は思わずにやついてしまいました(笑)
今まではメガネを掛けて運転していただけに目が疲れやすく長時間の運転は出来ずにいたのですが、
メガネと別れた今では少しくらいの遠い距離は平気で運転出来るようになり夫も喜んでいます。
それ以外に手術翌日からはじめた眼球運動のおかげなのか咄嗟の判断が出来るようになり、高速などでの運転も怖くなくなりました。
交通事故を起こす割合として視力の悪い人の方が多い理由も今なら分かる気がします。
そして、ずっーと悩んでいたママ友達も私の回復ぶりを見てついに手術を決心し先日受けたそう♪
最初は怖さばかりで何度も私にどうだった?痛かったの?等と質問してきていた彼女も、手術翌日にはケロッとした顔で笑っていました。
目の手術となるとどうしても恐怖心が先行してしまいますが、これは受けなきゃ損だと私は思っています。
これだけ快適な毎日が送れると知っていれば50万円だって惜しまないでしょうから。(夫の意見は別として;;)
確かに手術中は多少の苦痛(精神的な)はありますが、その10分さえ乗り切ればいいんです。
最近ではレーシックを受ける人も増えつつあるとのお話なので、周囲に手術した人がいないかリサーチしてみるのもいいんじゃないでしょうか。