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施術内容 マイクロケラトームでフラップを作成し、エキシマレーザーによって視力を矯正する。

<レーシックとは>

レーシック(LASIK)とは、エキシマレーザーの照射によって、角膜の表面形状を変化させ、近視や乱視を矯正する治療法である。従来の手術とはくらべものにならないほど、安全で正確な近視の治療が可能である。
エキシマレーザーは1990年代に、非常に厳格な審査基準で知られる米国FDA(食品医薬品局)の認可を受けており、日本では、慎重な臨床治療試験ののち、2000年1月に、厚生労働省によって認可された。アメリカでは毎年100万件以上の手術が行なわれ、近視の人の約10%がこの手術の経験者であると言われている。
また、日本でも毎年6万件以上の手術が行なわれ、手術を受ける人の数は、年々増加している。

<エキシマレーザーとは>

エキシマレーザーとは、紫外線領域の波長が短いレーザーのことである。
このレーザーには、切除量を正確にコントロールできる、熱を出さない、などの特長がある。
実際の手術においては、照射されたエキシマレーザーが眼の角膜に当たると、そこでエネルギーを放出し、その結果、角膜の表面を削ることで角膜の形状自体を変化させ、角膜の屈折率を変えて、視力を矯正するのである。

【施術の流れ】

  • 1・麻酔

    点眼麻酔(痛み止め用の目薬を点眼する)

  • 2・手術室に入る

    歯医者にあるのと同じタイプの椅子に、横になる

  • 3・消毒

    消毒液を湿らせた綿球で、まぶたと眼のまわりを消毒

  • 4・開瞼

    開瞼器を使用して瞼(まぶた)を開き、マイクロケラトームでフラップを作成する。

  • 5・レーザー照射

    フラップをめくり、角膜にエキシマレーザーを照射(20~60秒)。

  • 6・フラップをもどす

    表面を洗い、フラップを元の位置にもどし、目薬をして3分間、待つ。休憩の後、診察を受け、問題がなければ、そのまま帰宅。当日の視界は、しばらくの間、かすみがかかったような状態になる(正常な経過なので、心配はいらない)。

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